新しい挑戦だからこそ盤石な基盤を
都市型マルチユースカー『D’s Cockpit』の運用規定について協議し、導入にあたり「法令遵守(コンプライアンス)」と「安全性」を最優先事項としました。
最強のバックアップチーム
ひ乃木ケアリングサポートの法人顧問を務める、3名のスペシャリスト(社労士・弁護士・税理士)に集まっていただきました。

D’s cockpit内での話し合いの様子
徹底討論! クリアにした3つのDと「安心」
①医療法・法務の観点(Destiny(運命):対話の空間を法的に定義)
議論: 「移動型ステーションとしての運用は時期尚早」 車内でのケアや対話は法的に問題ないか?
結論: 弁護士と共に、許認可、医療行為の線引きやセキュリテ、プライバシー保護のルールを厳格に確認。
車両車内は「様々な医療機器を搭載しているが、現段階では医療処置室」としての位置付けではない。あくまで対象は御家族で「対話と心のケア等を行うサードプレイス」として法的に整理しました。
②労務・安全の観点(Dynamic(躍動):スタッフの働き方を築く)
議論: 「車両は働くスタッフの労働環境と安全性は?」
結論: スタッフが心身ともに健康に働ける「適法で快適な車両環境」であることを確認しました。社労士と共に、業務効率化、労働時間管理や安全衛生基準、車両規程等の整理を進めていきます。
③財務・税務・リスク管理の観点(Defensive(守り):持続可能な活動の土台)
議論: 「特殊車両としての資産区分、経費の妥当性、そして特殊な使用用途に見合う車両保険の必要性」
結論とポイント:
【資産・税務】 D’s Cockpitは特殊な内装を持つため、単なる営業車ではなく、特殊車両としての資産区分を税理士と確認。事業運営に必要な費用(燃料代、メンテナンス費など)が業務専用として適切に処理されるよう、運行記録(日報)のルールを厳格化しました。
【保険・リスク】 顧問弁護士、社労士とも連携し、任意車両保険を精査。
訪問看護の特殊な使用用途をカバーし、万が一、車内での事故やトラブルが発生した場合に、スタッフを確実に守れる最適な保険プランを再検討しました。
安心した「未来」を共に創る
ひ乃木ケアリングサポートは、法務、労務、財務の顧問専門家チームと共に、安全を基盤にライフワークブレンドとウェルビーイングの実現を目指し、「独自地域包括ケアと誠実な挑戦」を継続します。

右から、
宮永会計事務所 代表取締役 宮永保寿税理士
多摩桜みち法律事務所 代表取締役 上條辰徳弁護士
TOPONE社会保険労務士事務所 代表 松島美穂子社会保険労務士
ひ乃木ケアリングサポート株式会社 代表取締役 檜垣孝文看護師

今回の協議対談と撮影では、日頃よりお世話になっているハウジングプラザ様から駐車スペースの提供と撮影のご協力をいただきました。
今後も撮影やインタビュー対談、BCP研修訓練や車中泊体験訓練における協力体制についてもご相談を進めています。
私たちの理念である「日本の新たな地域生活支援モデルを築きます」「共に創る」は、地域の皆様の温かいご理解とサポートがあってこそ実現します。
心より感謝申し上げます。





