3月1日(日)、世田谷キューズガーデン内にある蒼梧記念館にて開催された、親交のある音楽家主催の演奏会「BACH+(バッハプラス)」へ、スタッフや関係者と共に足を運んでまいりました。


ひ乃木ケアリングサポートでは、福利厚生および「地域文化芸術交流」の一環として、こうした芸術に触れる機会を大切にしています。
歴史ある蒼梧記念館の静謐な空間に響き渡る、ヴァイオリンとフルートの美しく楽しい音色。
今回演奏されたJ.S.バッハの「パルティータ第2番」をはじめ、現代音楽プログラムは、人間の深い感情や祈り、そして新しい精神性を感じさせる、本当に素晴らしいものでした。
日常の喧騒から離れ、純粋に音の波に身を委ねる時間は、私たちスタッフの心身を探求し、豊かなエネルギーを与えてくれました。
日々、訪問看護の現場で「いのち」と真摯に向き合う私たちの仕事は、時に予測しえない運命の前に立ち尽くすこともあります。ご家族の深い悲しみに寄り添い、マニュアルのない「いのちの対話」を重ねていくためには、専門的な知識や技術だけでなく、ケアを届けるスタッフ自身の「人間力」や「感性」が問われます。
音楽や芸術には、言葉を超えて私たちの心に深く語りかけ、日々の緊張を解きほぐしてくれる不思議な力があります。
私たちが掲げる「真なるホスピスマインド」を実践し続けるためには、まずケアを提供するスタッフ自身の心に「豊かな余白」があることが不可欠です。
医療という枠組みの中だけで完結するのではなく、地域の文化や芸術と交わり、新しいものに触れて感性を磨くこと。そうした一つひとつの体験(Work-Life Blend)の蓄積が、いざ利用者様やご家族と向き合う際の「確かな温もり」や「心のゆとり」に繋がっていくと信じています。


素晴らしい音楽からいただいた感性と心の余白を胸に、ひ乃木ケアリングサポートは、地域の皆様のいかなる時も変わらぬ「確かな拠り所」として、温かいケアをお届けしてまいります。





