多死社会を迎え、在宅での看取りがより身近なものとなる中、私たちが常に自問自答しているのは「望ましい最期(Good death)とは何か」ということです。
ひ乃木ケアリングサポートの根底には、決して揺るがない一つの軸があります。
それは、代表と専務がかつて在宅ホスピス、ホスピス病棟の最前線で経験を積み、開所時から数年にわたり、在宅緩和ケア専門医、緩和ケア認定看護師をアドバイザーに迎え、共に追求し続けてきた「真なるホスピスマインド」です。
訪問看護の役割は、単なる医療処置の提供だけではありません。利用者様やご家族様の悩みや痛みを分かち合い、寄り添うこと。それが私たちの原点です。
先日、お別れとなったご遺族のご自宅へ、ご挨拶に伺いました。私たちは、ご本人様をお見送りした後も、ご家族様の深い悲しみや喪失感に寄り添う「グリーフケア(遺族ケア)」を大切な使命としています。

お届けしたお花は、創業当初から私たちの想いに共感し、大切な節目にいつもお世話になっているお花屋さん、「COVA FLORISTA(コバ フロリスタ)」様に設えていただいたものです。

美しい生花には、言葉にできない悲しみをふっと和らげ、心を癒やしてくれる不思議な力があります。
私たちが日々のケアの中で最も大切にしているのは、マニュアルではない血の通った「いのちの対話(Death education)」です。
元気なうちから「どのように過ごしたいか」「望ましい最期とは何か」をご本人様、ご家族様と率直に語り合います。その対話の蓄積こそが、心の不安や苦悩、悲嘆を軽くすると信じています。
そして今年、私たちはこの理念をさらに深め、次なる実践へと繋ぐプロジェクトを始動します。
開業当初から私たちの訪問看護を支えてくださった在宅緩和ケア専門医、そして緩和ケア認定看護師の両アドバイザーをお招きし特別対談を実施いたします。
スタッフに心と身体の余白を生み出す、都市型ポラリティ・ベース「D’s Cockpit」という最新のモビリティ空間の中で、これからの多死社会における「真なるホスピスマインドと地域共創の未来」を語り合います。

私たちが実践する「次世代のコミュニティケアのカタチ」を、ここ調布・仙川の地から発信していく予定です。どうぞご期待ください。





