~ 理念の実践と社会情勢への適応 『D’s Cockpit』導入 ~
~ 理念の実践と社会情勢への適応 ~
この年表は、創業前からの「スタッフと地域を守る」という理念が、時代の変化(法令改正・災害・社会情勢)に合わせて具体化されてきた経緯を整理したものです。
第1フェーズ:構想と基盤づくり(2015年~2019年)
創業時より「移動の負担」と「災害への備え」を重要課題と捉え、専門誌等で発信してきました。
| 年月日 | 弊社の取り組み・実績 | 社会背景・関連法令・動向 |
|---|---|---|
| 2015年 9月 (創業前) |
【SDGs経営の着想】 国連サミットでのSDGs採択。 「医療者が提案する持続可能な街づくり」の理念を抱く。 |
国連サミット2015 SDGs注目 2030年までに達成を目指す国際指標。 持続可能な開発目標(17の目標)。 |
| 2015年 11月 (創業前) |
【災害に強い事務所の選定】 設立前より自然災害を想定し、強固な建築工法で知られる仙川アヴェニュー(安藤忠雄ストリート)を選定。管理会社ハウジングプラザと、災害時における支援体制も共有。「街づくり」としての活動拠点が決まる。 【東京モーターショー2015来場】 ダイハツ『NORIORI(ノリオリ)』を視察。 「動くMobility空間を」という10年後の夢を描く。 |
東京モーターショー2015開催 |
| 2016年 1月15日 | 【ひ乃木ケアリングサポート株式会社 設立】 『日本の新たな地域生活支援モデルを築きます』を理念に掲げ活動開始。 【不確実性への適応(VUCA)】 創業時より、固定化された医療インフラの脆弱性を危惧。 柔軟なケア体制の構築を目指す。 |
ダボス会議2016 「VUCA(不確実な時代)」の到来が提言される |
| 2016年 4月1日 | 【ひ乃木ケアリング訪問看護ステーション 開所】 訪問看護事業のスタート。 |
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| 2016年 4月 | 【士業専門家との法人顧問契約による連携】 設立と同時に弁護士・社労士・税理士と顧問契約「働く人を守る」ための組織基盤を整備。 弁護士との連携で予防法務を導入。 【ICT経営支援システム導入】 業務効率化の促進。 【ラウンドドライバーシステム導入】 看護師がケアに集中できる体制を、開所時から構築。 |
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| 2018年 1月 | 【大雪により移動手段が途絶】 訪問看護スケジュールを調整(訪問日時の振替)。 レンタカー店で4WD車両を借り対応。 |
大雪警報発令 首都圏豪雪による交通麻痺 都心で23㎝の積雪。 2018年1月22日~23日 |
| 2018年 3月 | 【専門誌掲載:コミュニティケア】 代表 檜垣執筆 『ドライバーを雇用し安心・安全な訪問を実現』 (コミュニティケア 2018年3月号) |
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| 2018年 6月 | 【専門誌掲載:看護】 代表 檜垣執筆 『安心と安全、働きやすさを追求した職場環境』 (看護 2018年6月臨時増刊号) 訪問看護事業所のヘルシーワークプレイス先駆事例を投稿。 |
日本看護協会 2018年4月 「看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン~ヘルシーワークプレイスを目指して~」を公表。 |
| 2019年 4月 | 【法令順守と労働環境の適正化】 「働き方改革関連法案」の施行に合わせ、有給休暇の確実な取得や労働時間管理を徹底。 スタッフが疲弊せず、長く働き続けられる環境づくり(ヘルシーワークプレイス)の基盤を固める。 |
働き方改革関連法 施行 年次有給休暇の取得義務化や時間外労働の上限規制などが順次適用開始。 医療業界においても「休み方・働き方」の見直しが急務となる。 |
| 2019年10月 | 【地域防災への意識強化】 東日本台風による多摩川増水等の地域被害を目の当たりにし、水害時におけるステーション機能の維持や、スタッフの安全確保(高台への退避)の必要性を再確認する。 |
東日本台風(台風19号) 多摩川の氾濫危険情報が出されるなど、調布市を含む広範囲で甚大な被害。都市部における災害リスクが顕在化する。 |
第2フェーズ:感染症対策と福利厚生の進化(2020年~2023年)
コロナ禍を経て、スタッフの安全と心身を守る取り組みを強化しました。
| 年月日 | 弊社の取り組み・実績 | 社会背景・関連法令・動向 |
|---|---|---|
| 2020年 2月~ | 【新型コロナウイルスへの厳格対応】 公共交通機関を避け、送迎(ラウンドドライバーシステム)を強化するなど、感染リスクからスタッフを守る体制を徹底。 |
新型コロナウイルス流行 緊急事態宣言の発令 |
| 2021年 12月28日 | 【理念の深化】 ブログ『守ることの意味』を公開。 事務所選定時のエピソードなど、物理的・心理的「安全」がケアの質を担保すると再定義。 |
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| 2022年 5月 | 【ヘルシーワークプレイスの実践】 ブログ『忍者マッサージ』公開。 身体のケアを含めた福利厚生を充実させ、より健康的な職場環境へ進化。 【予防法務の強化】 ハラスメントや医療差別などのリスクに対し、顧問弁護士との連携を強化(臨床現場への同行など)。 |
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第3フェーズ:制度への適応とMobility導入の決断(2024年~2025年夏)
外部環境の変化に対し、スタッフの安全確保と事業継続のための環境整備を行いました。
| 年月日 | 弊社の取り組み・実績 | 社会背景・関連法令・動向 |
|---|---|---|
| 2024年 1月1日 | 【災害対応の再考】 能登半島地震の惨状を受け、事務所(建物)だけでなく、非常時に移動・活用できる機能の必要性を痛感。 |
能登半島地震 発生 長期化する被害環境による災害関連死が社会問題となる。 |
| 2024年 2月 | 【大雪警報と4WDレンタカー枯渇問題】 災害級の積雪時におけるBCP(業務継続計画)の脆弱化を再確認。 近隣のレンタカー店で4DW車両の借り入れに苦慮。 数店舗に連絡交渉の末、どうにか大型4WD車両借り入れが可能となり対応。 自社保有のMobility導入の必要性を痛感。 |
東京都全域に大雪警報発令 大規模な交通障害発生 2024年2月5日 |
| 2024年 4月1日 | 【BCP(業務継続計画)策定と訓練の実施】 法令義務化に基づき、感染症・自然災害時の業務継続計画を策定。実効性のあるシミュレーション訓練を開始。この過程で、拠点機能の代替手段としてMobilityの有効性を確認。 |
改正介護保険法 (BCP完全義務化) 訪問看護を含む全介護事業者にBCP(業務継続計画)の策定および研修・訓練の実施が完全に義務付けられる |
| 2024年 8月8日 | 【災害対策の再考とBCP】 長期化する地震注意臨時情報への対応対策、BCP・BCMの見直し。 |
南海トラフ地震臨時情報 (巨大地震注意)の発表 2024年8月8日~8月15日 |
| 2025年 4月1日 | 【カスタマーハラスメント対策の強化】 条例施行に伴い、顧問弁護士とともに規定やマニュアルを整備。スタッフの心理的安全性を法的側面から確保。 |
東京都カスタマーハラスメント防止条例施行 |
| 2025年 6月1日 | 【熱中症対策への適応】 猛暑の中を移動するスタッフの安全確保のため、高性能な空調環境等の整備が急務となる。 |
改正労働安全衛生規則 施行 熱中症対策が「罰則付き義務」へ。 |
| 2025年 6月 | 【新たなMobility導入の決断】 新たな法令施行と著しい外部環境の変化から、Mobility導入を正式に決定。『守るを創る』に挑戦。 |
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| 2025年 7月 | 【活動環境の整備】 警察署より「駐車許可・駐車規制からの除外措置」。法令を遵守した適正な運用環境を整える。 |
駐車規制除外の一部改正 訪問看護等の車両に関する運用見直し。 |
| 2025年 7月30日 | 【災害対策の共有】 緊急情報を受けた際の行動指針を確認。 |
カムチャッカ半島地震発生 2025年7月30日 津波警報の発令 |
| 2025年 7月~10月 | 【資金調達の実施と公的承認】 メインバンク、信用保証協会の審査を経て事業計画の健全性が認められ融資が実行される。調布市の「普通融資資金」制度を利用。 【キャンピングカービルダーとの共創連携】 地域共創プロジェクトの承諾を得る。Mobilityの医療監修提案にて改良が実現。現場への導入を進める。 |
観測史上最も暑い夏 記録的酷暑日の更新 記録的短時間大雨情報発令 2025年9月11日 世田谷区で河川氾濫発生 事務所周辺エリア、野川・仙川が氾濫危険水位を超える。 |
第4フェーズ:実装と未来への共存(2025年秋~現在)
導入したMobilityを、これからの社会課題解決の糸口として運用し始めています。
| 年月日 | 弊社の取り組み・実績 | 社会背景・関連法令・動向 |
|---|---|---|
| 2025年 11月~ | 【Japan Mobility Show 2025来場】 最先端モビリティを視察し、最新のカーボンニュートラルについて学ぶ。 【都市型マルチユースカー D’s Cockpit 導入】 法人顧問専門家チーム(弁護士、社労士、税理士)と法令順守と安全性について運用規定を策定。 10年前の夢をカタチに。Mobilityとの共存により、社会課題解決の糸口を探る取り組みを開始。 HP『共に創る』、ブログ(D’s通信)を掲載開始 |
Japan Mobility Show 2025開催 主催である日本自動車工業会が「共創の場」と位置づけ、未来のモビリティ社会を共に創り上げていくことへの確信を表明。 開催日10月30日~11月9日 |
| 2025年 12月9日 | 【民間後方支援のシミュレーション】 地震注意情報の発表を受け、D’s Cockpitを「支援者の支援(民間後方支援拠点)」としてどう活用できるか、具体的実装計画の策定に着手。 |
M7.5 青森県東方沖地震 2025年12月8日地震発生 初の、後発地震注意情報発令 2025年12月9日~12月16日 |
| 2025年 12月25日 | 【訪問看護事業者における医薬品の取り扱い】 協議し検討した上での臨時的な対応として、事前に容認していれば訪問看護ステーションにおいて、輸液を配備することは差し支えないこと(5要件を満たす場合)についての資料情報を共有。 |
厚生労働省より通知発出 医薬品の取り扱いや薬局連携について。 |
| 2026年 1月 | 【不確実な時代への備えと地域密着連携】 予測しづらい社会環境の変化(BANI)に備え、事務所管理会社ハウジングプラザと連携し、建物使用に関する連絡体制等を再確認。同時に、万が一のインフラ停止リスクも想定。自己完結可能な移動拠点(D’s Cockpit)の運用体制を整える。 【都市型ポラリティ・ベースへ進化 D’s Cockpit】 地域や制度と共存しながら、新しい訪問看護のあり方を模索。 |
ダボス会議2026 「分断と不確実性」が議論され、社会システムの脆さ(BANI)が課題となる。 予測不能な事態においても、事業とケアを継続できる「現場の対応力」が求められる。 |
| 2026年 2月1日 | 【ジャパンキャンピングカーショー2026最新技術視察】 D’s Cockpitの運用開始に伴い、BCP(業務継続計画)機能のさらなる強化を目指し視察を実施。 感染症対策の鍵となる「水不要の密閉式衛生トイレ」や、機器稼働のための「次世代電力・断熱システム」などについて技術検証。キャンピングカーを「災害支援車」として活用する業界の潮流を確認。「楽しく行う車中泊実地体験」と「義務化されたBCP研修訓練」を融合させ、リアルな経験値を醸成するため最新のノウハウをアップデート。 |
ジャパンキャンピングカーショー2026開催 開催日1月30日~2月2日 |
| 2026年 2月5日 | 【ウェルビーイングの実践と環境整備】 日本看護サミットのテーマである「看護職の働き方革命・ウェルビーイング」に着目。 D’s Cockpitを、スタッフの心身を整える「ケアのためのサードプレイス」として活用し、業界の方向性と合わせた職場づくりを推進する。 |
日本看護サミット2025 (パシフィコ横浜で開催) テーマ:『ウェルビーイング時代における看護職の働き方革命』。 初の国際会議。看護職が安心して長く働ける環境の重要性が、業界全体の課題として共有される。 |






