都市型ポラリティ・ベース「D’s Cockpit」の社会実装開始から、まもなく1年。 次なるフェーズへのステップとして、「第9回 メディカルジャパン東京」の視察にD’s Cockpitで幕張メッセへ行ってきました。

[メディカルジャパン東京 10月7日〜9日]

 

医療分野の最先端が集う会場での学びと、ひ乃木ケアリングサポートの現在地についてご報告いたします。

 

実装から1年。社会課題に挑む

[幕張メッセ駐車場にて。都市型ポラリティ・ベース「D’s Cockpit」]

 

導入からの1年間、私たちはこの車両を運用し、様々な実証を重ねてきました。

・実行的「BCP /BCM(事業継続計画・経営)」研修訓練

・渋滞や移動に伴う「移動ロス(機会損失・利益損失)」の解消

・スタッフが心身を整える「リカバリー」や「学びの場」としての機能

・仕事と生活を柔軟に調和させる「ワークライフ・ブレンド」と「QoW(仕事の質)」の向上

・有事の際には危機から離脱する「ブレイクアウェイ」で命を守る

・自助共助の異業種連携による「ポラリティ・ポイント📍」の創出

これらを通じ、社会課題解決モデルとして確かな手応えを感じています。

 

迫る2040年問題と医療崩壊の危機

[各界のトップランナーが登壇。医療の過酷な現実が共有されました]

 

セミナーを通じて改めて浮き彫りになったのは、深刻な超高齢社会、人口減少、医療従事者不足、診療報酬改定などによる医療現場の限界です。 患者様の尊厳を守りながら、同時に現場とスタッフをいかに守るか。2040年を見据えた大きな課題や対策について語られました。

 

「Mobile CT」と「フィジカルAI」の実情

[大型トラックにCT機器を搭載したMobile CT]

 

医療機器がモビリティ化して現場へ向かう時代へ。

 

日本の企業が共創し、医療・介護分野へのフィジカルAIの現実的な導入がすでに始まっています。

病院ではAIロボットが看護師のアシスタントを担う具体的な実践報告もあり、2030年代に向け現場にフィジカルAIテクノロジーが投入される波は、決して遠い未来のことではない実情を肌で感じました。

 

[イベント終了後、D’s Cockpitに乗り帰路]

 

次なるフェーズへ向けて

今回の視察と学びを通じ、私たちがこの1年間進めてきた都市型ポラリティ・ベース「D’s Cockpit」の社会実装が、地域医療構想や社会の潮流としっかりと重なっていることを再確認いたしました。

在宅医療、訪問看護が直面する「移動の限界」や「モビリティ×医療」の波。これを実現するためには、根底を支える強靭なインフラ(通信や電源)が不可欠になります。

私たちの取り組みがその一助となれるよう、地に足を着けて歩みを進めてまいります。

次回の【D’s通信 Vol.20】では、この「命を支えるインフラ」の視点から、私たちの次なるフェーズについて深掘りしてお届けします。